店主のこと 二十四節気の店主ってどんなヒト?

あらためまして、二十四節気の店主のナカハラアキ です。

和歌山で生まれて和歌山で育って和歌山で仕事してます。

なので、ここでは和歌山弁で書いてます。読みにくかったらすいません。

 

和歌山の和歌浦の片男波てゆうところで生まれました。知ってる人は知ってるかも知れませんけど、万葉集とかに出てくる和歌の浦です。山部赤人です。日本遺産です。

すいません。ちょっと自慢しました。それくらいしか自慢するとこないんで許しちゃってください。

和歌浦出身やてゆうたら「エエとこやなぁ」てゆわれます。ありがとうございます。海がキレイです。海水浴場もあります。実家から海まで100mです。でも泳げません。お父ちゃんもお母ちゃんも泳げやんからしゃあないんです。海抜1.4mくらいなんで、地震とか津波とかあったらもうあきません。そやけど和歌山の市内はだいたいどこもそんなもんなんで、そのときはそのときや、と思いつつ自分一人だけマンションへ引っ越しました。ごめんやで、お父ちゃんお母ちゃん。逃げてきてくれたらエエからよ。まあ、マンションも海抜2.5mくらいなんやけど。

すいません、どんどん脱線します。そういう子なんです。

 

大学で奈良へ行きました。実はちょっとだけオタクやったんで、高校の時に好きやった本の影響で歴史の勉強しょうと思て史学科で中国の歴史とかしてました。でも、やっぱり大学は日本全国から集まってきてるんで、私ら足元にも及ばんようなオタクがいっぱいでした。いや、いろんな意味でね。おかげさんで、めちゃめちゃおもしゃい4年間でした。もう一回戻れるならいつがエエかて聞かれたら、大学の4年間てゆいますね。

奈良やったんで基本的には関西弁なんですけど、割と特殊な学校やったんで地方出身者が多かったんです。そやから卒業する頃には、なんかようわからんエセ関東弁になってました。私めちゃめちゃ単純なんで、すぐに好きな人とか近くにいてる人に影響されてまうんですよ。そやから店でも、ようお客さんから「和歌山の人とちゃうんですか?」とか聞かれます。いえ、喋ろと思たら喋れるんですけどね。お父ちゃんとかとしゃべってたら、何ゆうてるかわからんくらいの和歌山弁ですよ、ほほほ。

 

(つづく)